第百五十四話:新BC〜劇毒夢見てヒャッホイ編〜

BC追加!BC大好き!BC多すぎ!

あまりの種類の多さに「どこで何がでるの・・?ハテ」といった状態だったLBJ。前回大量のBCが実装され、実装されたばっかりは、どれも謎で、誰も知らなくて、「おっしゃ突撃〜」とどこかのBCへ必ず行っている。でも、時が過ぎて、ネットのサイトなどに情報が蔓延してくると、「調べて行かないと損」みたいな意識が働いて、なんだか疎遠になっていく。

実装したて、で、だーれも知らない時はすごくハリキっちゃうし、それで負けても全然もったいない気持ちにはならないんだけど、「行ったことないから知らないけど、ネットで調べたらわかる」っていう状態になると、なぜか冷める。この気持ちはなんなのか?調べたらわかるけど、敢えて調べないで行くことに楽しみを覚える場面もたくさんあるのに、BCだけは「調べたらわかる」状態で「調べないで行く」のが、なんだかもったいない気がしてしまう。印章、という消費するものがあるからなのかなぁ。

というわけで、今回のパッチでまたまたBCが追加!無条件でハリキれちゃう「調べても誰も知らない」状態が久々にやってきた。まずはPorojr提供のオーブで神印章の新BCへ行こうぜ〜となった。はじめていくBCでオーブを使うのは賭けである。捨て駒になる可能性もあるし、実装ホカホカのアイテムをゲットできて、初物ご祝儀価格で売りさばけるかもしれない、という点もある。Porojrは神印章30のBCをチョイスした。今回神印章30枚のBCが9つも追加された。どれに行こうか、公式発表のあった新BCのBC名を読み上げる。BC名から敵の種類が判断できるものもあれば、さっぱりわからないものもある。そしてその中のひとつにあった「軍隊蠍の行軍」これは・・・これはもしかして・・・・

サソリといえばアレ!アレしかないっしょ!出ちゃうんじゃないのか!劇毒サソリの爪!夢を見ようぜフィーバー!

ってことで、軍隊蠍の行軍へ突撃することになった。場所はパルブロ鉱山。

------- 劇毒夢見てヒャッホイ編------
Baphomet(忍)Obsidian(狩)Gyaban(戦)Porojr(吟)Kujya(白)Choro(黒)

題名からしてサソリが出てくるのは間違いないだろう。っていうかサソリじゃなかったら詐欺だろう!問題は、何匹いるのか、そして寝るのか!?寝るかどうかはBCの作戦に大きく影響する事柄である。でもやってみないとわからないので、とりあえず突入することにした。

デーーーーーデッデッデーーー♪デ〜〜〜〜〜デッデッデ〜〜〜♪

さぁ!何匹だ!?

「5?いや6匹だ」
「6なら寝るよね?」
「印スリプガ2からいこう」
「バフォさんがタゲったのたたくわー」

こうしてチョロの印スリプガ2でBCはスタートした。これで寝なかったら阿鼻叫喚だが、ちゃんと寝てくれた。印だし一斉におきるんだろうな〜こっわ・・・・。なけなしのHPブーストに着替えてブリストを張って気構え万全!回復の補助でもしながらおきるのを待とう。と思っていたら、戦っているサソリが何かをした瞬間1匹がおきた。

あれ・・・・?どういうことだ?まだ寝ているサソリもいるのに、どうして?????

Porojrのララバイにスリプル2を重ねていく。BCではエモートの文字の色で「サソリの足が地面に突き刺さった」とか「サソリは暴れすぎて疲れた」とか出ている。なんのこっちゃーーー???

サソリの各個体のHPはさほど多くなかったみたいで、順調に殺していくけれど、何かの拍子に寝かせているサソリが起きる。なにが引き金になっているのかわからない。そして明らかに睡眠耐性がついてきてるのが見て取れる。どんどんスリプルのレジが多くなってくる。

大暴れのダメージが思いのほか強く、寝かしきれないサソリが暴れだし、一人、また一人、とサソリに殺されていった。くそ・・・このまま負けるのか?!そういうチョロも、既にサソリに殺されていた。でも、かすかに見える前線ではサソリの数はもう多くはないように見えた。とりあえず寝かせたらなんとかなるかもしれない!自分が死んだ位置は大暴れの範囲からは外れているはず。

いったん全滅するまで起きるのは待とうかと思っていたが、今起きたほうがいい、と判断し、かかっていたリレイズで起き上がった。とりあえず今動いているのにスリプルだ!と祈りながら唱えた。やった!寝てくれた、そして状況は・・・・?

周りを見てみると、サソリはなんともう残り1匹になっていた!Baphometが懸命にヘイトを稼ぎ、サソリが起きたときにチョロにタゲがこないようにしてくれた。そうしているBaphometのHPも真っ赤で、チョロは印ケアル3をかけようとしたのだけど、寸前でBaphometに止められた。そしてこの判断のおかげで、チョロはHP2ケタでサソリのタゲをはがしてもらい、スリプルを唱えれた場面があった。もし印ケアル3をしていたら、剥がれなくてそのまま死んでBCは終わっていたかもしれない。緊急時のこういう判断が甘いのが、チョロのヘタレっぷりを証明していた。でも、チョロが女神の印を使った時点で、なにをしようとしているのか察知して、「まったー!」と言えるBaphometが、普段から一緒に遊んでいる仲間だなぁ!という感じがして、自分がヘッポコな場面なのに、なんだかウレシくもあった。

睡眠処理の合間を縫って蘇生作業を急ぐ。Porojrを起こして睡眠処理班を2枚にし、全員の蘇生を行った。でも、全員の衰弱の回復を待つ前に、サソリの睡眠耐性が限界になってきた。もうほとんど寝てくれない。最後の睡眠処理のつもりで、復活していた印を使って寝かせた。

「もう次は寝ないと思う」

そして衰弱が残ったまま、全員最後の力を振り絞って戦った。そしてみんなフラフラの状態で、軍隊蠍に勝ったのだった!

ドロップ品は、上質な蠍の甲羅などの素材が数点と、見たことのない装備数点だった。後衛用のベルトとなにやらショボそうな短剣がでていた。残念ながら劇毒は出なかった。夢は夢で終わったが、後衛用のベルトはかなり高性能で、これは高く売れるんじゃないのー?という気がした。MPがかなり増えて、ヒーリングMPとHP両方+2という(名前忘れた)ベルトだった。

こうして蠍BCは勝利で終わった。後から得た情報では、このBCは運がよければ本当に劇毒がでるらしく、今一番流行のBCになっているらしい。このとき出てくれていたら盛り上がったのに!と思った。Porojrはこのベルトを初物ご祝儀価格で売りさばき、ウハウハしていた。

そしてそのまま、人印章ツアーへ続く。




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