第百四十四話:ジラートミッション・宿星の座

ある日、メンバーのGatoさんからTellがきた。

G「チョロさん、プロマシアまでにジラートミッションの最終章に行きませんか?」

神威をクリアし、ジラートミッションが進んでいたけど、なんとなくタイミングがなくて最後のミッションをしていなかったチョロは、「是非!」と喜んで返事した。そしてLSメッセでメンバー募集をすることにした。

最初は、デルクフのカムラ戦のように、団体で、みんなでワイワイ行こうかな、と思っていたのだけど、最近急がしそうでログインできないメンバーや、時間の合わないメンバーの都合を合わせていたら、また時間がかかってのびのびになっちゃうな・・・というのもあり、LSメッセで返事早めにくれた人で、もし6名を超えたらその人数でメンバー入れ替えを行ってワイワイ行こう、と思っていた。

そしてLSメッセをかいてしばらくし、返事をくれたのが、Gato、Quin、Gapuel、Porojr、Dekuそしてチョロの、丁度6名となり、そこから少したっても希望のメッセはなかったので、このメンバーで最終章に挑む事となった。ナイト、白、吟遊、シーフ、赤or獣、黒、の6名である。

6名の都合のいい日取りを話し合い、月末の週末に突撃することなった。前情報皆無だったチョロは「当日までに色々調べておくね!」と口先だけでいって、すっかり忘れていた。シッカリ者のGatoさんQuin、Gapuelが色々調べてくれていて、それを元に作戦会議をすることとなった。

ちょっとしたハプニングで、決めた日取りが1週ずれることとなったけど、決行の日は訪れた。なにか薬を用意しようか・・・でも、な〜〜んにも知らなさすぎて、何を用意したらいいのかもわからない・・・。とりあえず魔道士として必要な薬品を数種類用意して、現場へ向かった。

とうか、現場がどこなのか・・・・(´・ω・`;)  人集め以外はいつも人任せすぎるチョロは、いい加減申し訳なくなりながら迷子にならないようについていった。すると現場はいつもみんなで羅紗狩りをしている場所の近くだということがわかった。

ここが最後の決戦の場だったのか〜〜〜とビックリしながら進んでいくと・・・・

ビヨ〜〜ンビヨ〜〜ンビヨ〜〜ンビヨ〜〜ンシュコーーーシュコーーーシュコーーーー

なんやなんやなんや・・・っ!なんやこの音はっ!というか、このいかがわしいストリップ劇場みたいな空気はなんや????辺り一面がピンクというか朱色というか。思わず振り返ってQuinをみたが、服は脱いでいなくて、ざんねn・・・ホっとした。

予備情報を集めてみると、なにやら本体は何かに守られているらしい。その何かを倒さないと本体に攻撃できないというのだ。そして、攻撃できないくせに、あっちは攻撃してくる、というやらしさ満開の相手らしい。そして守っているのはそれだけでなく、ピシュンを2個したがえていて、ピシュンは倒しても倒してもまた沸くらしく、魔道士2名で寝かし続けるのがいいらしい。Quinは赤できていたので、チョロとQuinがピシュン子守担当、という事になった。そしてGatoさんが本体に挑発し、まずは守っているものを倒そう、という作戦である。

Gatoさんはサポを忍者か戦士か最後まで迷っていたが、挑発なし、はあまりにもアレだ、ということで戦士で挑んでいた。Gatoさんは空蝉で攻撃を避けれるのも、いいのじゃないか、とずっと不安そうだったけど、(敵は古代魔法なども唱えてくるらしかった)やっぱり戦士で!となったのだ。

壁が壊れたらむき出しになるらしいので、全力攻撃なのだけど、噂ではこの状態は精霊魔法が通りにくいとのことで、この時を利用して、魔道士は交代でヒーリングできたらいいね、と話していた。

そして何となく作戦会議はおわり、いざ突入となった。

はじめて聞くドキドキのBGM、いやでも緊張感が高まる。そしてイベントムービーが終わり、戦闘開始!

遠くに見える相手は、自分の周りにグルグル回るバリアを張り巡らせて立っていた。チョロの担当は右の玉。右の玉である。右の玉を寝かせる。右の玉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いいいいいいいいいいいい、いないよっ!!!!ヽ(´Д `;)ノ

Quinが左の玉を既に寝かせて作戦通り行動しているのに、玉が・・・玉が・・・玉がいない〜〜。

C「玉ないよーーーー」

テンパるチョロをよそに、前衛軍団はバリアに向かって颯爽と駆け出していった。

画面の前で泣きそうになるチョロ。玉がない・・・・。

横でPorojrが「しばらくしてから沸くのかな」とつぶやいている。そして前に歌いにいったPorojrが

P「おったおった、ここ、ここ」

といいいながらガシガシ殴られている。そこかーーー!ってチョロ前にでていいのか?!と思いながらアタフタしていると、ポロが「連れて行くわ」と行って玉を連れてきてくれた。

やっと右の玉を寝かせる事ができて、一安心。その頃、前の方ではGatoさんとDekuちんが壁と奮闘していた。でも、息つく暇もない!という感じだったカムラ戦に比べて、ヒジョ〜〜にゆっくりした時間の流れで戦闘は進んでいった。

なんだ〜〜〜いけるかも〜〜???

と、おもったその時、敵のターゲットが少しフラつき、後衛の方にフラフラ〜〜とやってきた。そして全後衛間がせばまったその時、

敵はスリプガを唱えた。

アッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マズイ・・・・・・・

と、思った次の瞬間には、全員が寝ていた。でも、幸いターゲットはGatoさんである。でも、この非常事態にかなりテンパる一同。

「ガトさん!起こして〜〜〜」
「誰でもいいから魔道士起こして〜〜〜」

口々に叫ぶ寝ているメンツ。

しかし、ターゲットを独り占めしているGatoさんはそうもいかない。次第に玉も目覚めて最悪の状況になってしまった。一人ずつ順番に死んでいく。最後に残ったDekuが奮闘するも、倒せるわけもなく、全滅。LBJの白魔道士、Gapuelがリレイズを切らすわけはなく、とりあえず放り出されるのを待って全員の蘇生をした。

敗因は明らか。全員寝てどうする!毒薬が必要だったのか・・・・

Q「毒薬のこと忘れてた。ちょっとだけ持ってるから配るね!」

さすがQuin!準備万端だね!!!

Q「で、チョロさん・・・パイ余ってない???」

毒薬の準備は万端で、パイは1個のみ持参・・・・・ま、負ける気がなかったってことだねっ!!!

というわけで、敗因を考えるまでもなく、2回戦に挑む事になったメンバーの感想は

「全滅しといて言うのもなんだけど、余裕じゃない?」

だった。たしかに相手の攻撃も、さほど痛くないし、精霊魔法もちゃんとレジられず通っていたし、もっと撃っていい感さえあった。次は絶対勝てる、という自信があった。

そして2回戦に突入。タゲの移動に注意し、弱体もそこそこ入り、玉も順調に寝かせて、バリアをやぶり、本体も倒す事が出来た。

すると本体は、第二形態に突入した。第二形態の相手は、全然ジっとしていなくて、頻繁に誰かの後ろにワープしてくる。そして背後を取られた人はどつかれる運命にある、という感じだった。

でも、攻撃もさほど辛くは感じず、みんなイケイケで攻撃し、ジラートミッション最終章の敵に打ち勝つ事ができた。

イベントムービーは期待を超えるモノだった。予想を超える展開。感動と切なさが入り混じる、そして未来への期待と過去の思い出への余韻を残す、とても感慨深いものだった。

BFを出てから、今みたイベントの内容をもっと記憶に新しく感じるために、1つ前のイベントムービーを神殿のゴブリンに見せてもらいに行ったり、ジュノに帰って重要人物に面会し、続きとなるイベントをみたり、戦闘が終わってからもとっても楽しく、プロマシア発売が今までよりもっともっと楽しみになった。

ただ、戦闘だけに関して言えば、もっと早く行けばよかったなぁ・・・と思った。一度全滅はしたものの、あのデルクフのカムラのように「強敵に挑んで打ち勝った!」という感じではなく、余裕のある戦闘だった。もちろん油断したら今回の1回目のように全滅するわけだけど、「作戦を練り、打ち勝つ」というのとは少し違っていた。レベルがあがりすぎていたな、という感想があった。もっと若いうちに行くべきだった、とミッションを進めるのを怠けていた自分をちょっと後悔した。

もうすぐプロマシア!また新しいストーリーが絶対あるだろうし、これの続きもあるかもしれない。あって欲しい!発売がとっても楽しみで、今からワクワク。

追加ディスクへの期待を必要以上に膨らませながら、今日のチョロ・ログアウト。




前へ
戻る
次へ