第百四十一話:マネキン求めて新BC

前にガリスンでマネキンパーツが出るのを確認したチョロだったけど、どうやら新20BCでもでるらしい。

その日、チョロは調理スキルあげ材料のためにノーグへ来ていた。ギルドが定休日でグレて家の用事をするためにリセキしていたら、KujyaとBphometが20BCへ行かないか?と募集していた。さっそく参加を伝えて、作戦会議を聞いていた。

第一候補、一番きついと噂されている甲殻小隊。カニが3匹、ボス1雑魚2がでてくるらしい。とっても固くてどんな攻撃も0〜1のダメージしか与えられないらしいが、敵のHPはさほどでもない、らしい。

第二候補、ユグホト、恐怖の狙撃手。魚が3匹。ボス1雑魚2。情報、以上。

第三候補、ギデアス、悩殺三姉妹。リーチが3匹。ボスなし。なにが悩殺なのか・・。情報、以上。

この3つなわけだけど、どういう流れか、カニに行く事となった。百烈拳頼りで、BaphometのセカンドキャラのMyfavoritethingがモ、Kujyaが赤、チョロもモ、でいくことになった。回復もできるほうがいい、というのと、手数が多いほうがいい、というので、Kujyaのサポは忍、チョロのサポは白、My〜〜のサポは魔道士がないので戦士でいくこととなった。

装備を準備して、食事とハイポとヤグドリを持って、パルブロのBCへ。事前の強化は消えるようになったので、作戦を確認して、すぐ突入した。

作戦は、ボスからやってみよう、という話になった。Kujyaがダメ元で雑魚1匹にバインドをしてみて、My〜がもう1匹の雑魚に挑発し、ボスからやろう、という作戦。とりあえずMy〜の2hアビを使用、で他の二人は温存することになった。

Kujyaのバインドで戦闘開始した。バインドは普通に入るようだった。だが・・・もう1匹の雑魚がKujyaを殴った時、アレッ?と思うログが流れた。でも必死だったので、そこに構う事はできず、ボスを殴るのに集中した。

バインドが解けた雑魚がKujyaを襲い、KujyaのHPがみるみる減っていく。サポ白で回復するものの、追いつかない。攻撃のヘイトがほとんどないため、ケアルのヘイトだけが上昇していく。

そして、しばらくするとボスに攻撃されるたびにHPをすわれていることに気づいた。

C「なんだこれ・・・?」
M「ブラポンですね」
C「かたいよーー!」

結局、1匹も倒す事ができないまま、全滅となった・・・。過去ログを見てみると、アレッ?と思ったログはHP吸収で、このカニたちは、ボス雑魚共に常にブラッドウエポン状態の様子である。ボスは序盤はブラポン状態じゃなかったような気もするが、なんせ相手に殴られていては一向にHPを減らせない、という感じだった。バインドや影縫いで動きを止めて、遠方から一斉に攻撃する感じの攻略法なのかなぁ・・・と話しながらBCを放り出された。

カニは勝てる気がしないので、別のに行ってみよう、となり、次はユグホトの恐怖の狙撃手へ行って見ることにした。行く道で「魚で狙撃手ってなんだろうね・・・・」と話していた。魚といえば怖いのはスクリュードライバー。あれを狙撃と比喩しているのかな〜とか話しながらBCに到着した。

カニの反省をこめて、今度は雑魚からやってみよう、という事になった。事の次第によってはマラソンもありうる、という感じで突入した。雑魚1にバインド、ボスにMy〜が挑発。もう1匹の雑魚からしばく!と決めて、Kujyaのバインドで戦闘開始した。

My〜と共に雑魚に向かって突撃し、チョロの百烈拳が発動!バシュッ!あれっ?

さぁ、雑魚倒すぞ!バシュッ!あれっ?

My〜ボスにちょうはt・・・バシュッ!あれっ?

My〜はどこへいったんだろ・・・・?バシュッ!あれっ?

なんだこれはああああああああああああああああああああああああああ!!!!!

魚に攻撃されるたびに、鉄砲水のような物が飛び出し、チョロの体は、ガルカの身長×3くらい飛ばされる。My〜は開幕と同時にボスの鉄砲水であっという間にはるか後方に飛ばされていった模様である。Kujyaの証言によると、バインドを唱えるKujyaの横をMy〜がすっとんでいったらしい。My〜はそのままマラソン体制になったのか、飛ばされ続けていたのかわからないが、とりあえず、魚自体はやわらかく、チョロの百烈拳で、雑魚1匹はけっこうすんなり倒す事ができた。それでも、飛ばされ続けながら、である。壁を背にする、とかそういうことを考えるヒマもなかった。

2匹目を追って通路へいくと、Kujyaを追う雑魚の姿がみえた。サポ白で挑発がないので、タゲが取れない。ケアルでとろうにもすっ飛ばされるので届かない。そうこうしているうちに二人は死んでしまい、チョロは雑魚の鉄砲水でまずガルカ3人分吹っ飛び、吹っ飛んだ地点でボスの鉄砲水が直撃し、さらにガルカ3人分吹っ飛び、もう最初に狙撃してきた魚の姿が見えないくらいの位置に飛ばされた。すばらしい命中率である。

おもしろすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

これほど情報なしで行った甲斐のあるBCは過去にない。途中からもうみんな笑いっぱなしで、「なにこれーーーーーー」「飛びすぎwwww」「狙撃とはこのことか!!!」と爆笑の渦だった。

魚が狙撃手。こんな思いもつかない攻撃が用意されているとは、本当に以外で面白い。最後の悩殺三姉妹、にも行きたかったけど、明け方でオネム発動になったので、今日はここまでにした。

どっちも負けてしまったけど、とっても実り多かった。色んな情報も仕入れれたし、なによりめちゃくちゃ楽しかった!20枚の印章のBCだし、情報なしで気軽に探索にいけるのもいい。次こそは勝ってマネキンパーツゲットしてやる!と誓って、今日のチョロ・ログアウト。




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