第八十六話:遠征軍:バストゥーク編

グスゲン鉱山の表で、まだまだ元気な一同は、ちょうどLBJのバス人も集結していたので、まだやっていないバス遠征軍にそのまま行く事にした。

今回の遠征軍はパシュハウ沼のアウトポストだった。ポロがシーフのままの参加なので、今回は詩人なしである。団体戦なので、魔物達のララバイがないのが、とても痛い。なので、暗黒Bibby、黒Murayoshi&Choroがスリプル担当となって、ララバイの代わりをすることにした。

みんなで集合して、よし、前衛はTPを300%までためよう!とそれぞれ雑魚を狩っていたら

Q u a r t z の マ イ テ ィ ス ト ラ イ ク

え・・・・・・・・・・・・?ぉぃぉぃ・・・・・・・・・・・・・・マイチー発動してもてるやん・・・

ザコ狩りマクロチェックでどうやら2時間アビを使ってしまったらしい。全くもってアホである。そうこうしているうちに全員が集合した。フとみると、Murayoshiさんがクロークを着ている。クロークはレベル32からの装備である。制限がかかると脱げてしまう。そしてPorojrが言った。

P「ムラたん、クローク・・?脱ぐの?( ´,_ゝ`)」
M「間違えた」

ポロも冗談、というか黒だし離れて戦うので、まぁいっか、という意味もこめて言ったのだろうけど、冷静真面目なMurayoshiさんにはそんな遠まわしなボケは通用しない。アっという間にデジョンでモグハウスに帰ってしまった。止めるヒマもありゃしない。大事な大事な2時間アビを使ってしまっても、アヒャ(´∀ `)なQuartzとは大違いである。(それはそれでQuartzさんの良い所なのだけど・・・(* ^ー゚)ノ)←フォロー

そんなこんなでMurayoshiさんも帰ってきて、作戦を練っていたら、一人の鋼鉄装備が近寄ってきた。旗を触られたら、ゴブが沸いてしまう。これはやばい〜〜。守らねば!と、思ったら、向こうから話しかけてきた。

鋼鉄「遠征ですか〜〜?」
C「はい、そうで〜〜す」
鋼鉄「そうなんですか。実はこっちも遠征でずっと旗を探していたんです」

む・・・そうなのか。でも話は続いた。

鋼鉄「でも、もうみんな落ちちゃって・・・・;;」
C「あら、そうなんですか〜」
鋼鉄「でも、参考の為にここでみせてもらっていいですか?」
C「もちろん、どうぞ〜〜!」

なんと!!ギャラリーつきである!!気合もはいるというものだ。しかも参考にするって!!良いお手本にならないと!!

ギャラリーの登場に俄然燃える一同。口々にSayでその人に話しかける。そしていざ!戦うことになった。

今回の作戦は、詩人がいないので、最初のスリプルが一瞬では出来ないこと、それと、この間のBibbyの瞬殺の見本のような死に様を参考に、旗を触って最初にボコボコになるのは、シーフの絶対回避を使ってから触る、という作戦にした。そしてその役は一番HPの高いGapuelが担当することになった。肝心のスリプルは、Bibbyが優先順位2位の戦士系、チョロが魔導士系、Murayoshiが最後の1匹を担当する、という事にした。

この作戦は大成功だった。回復役の交代でのヒーリングもとても上手く回ったし、黒と暗黒のスリプルも無言のうちにそれぞれの担当が決まった感じで、チョロはず〜〜っと遠くからゴブ狩人とにらめっこしながら、ヤツが弓を抜いたらすぐスリプル、その他の時間は回復補助、をひたすらやっていた。

人数は多かったけど、白、赤、狩人、シーフというPTで、余裕すぎず、死人は出ず、というとても楽しめる戦闘となった。ふざける余裕はないけれど、瀕死になる人はいなかった。ギャラリーの人にも良い感じの見本をみせられてウレシかった。

戦闘が終わったらギャラリーの人は、「勉強になりました〜」とウレシイ言葉を残して去っていった。チョロ達も大満足でジュノに帰還した。

これで3カ国全部の遠征軍が終わった。でも、遠征は何度でもいけるし、みんな遠征軍を気に入っている様子なので、また絶対行きたい、と思っている。

今日は長いこと起きていてグッタリだったので、遠征が終わってすぐに、今日のチョロ・ログアウト。




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