第七十三話:新記録樹立

今日は、カグ(タルタル♀)の種族装備を取りに、グスゲン鉱山へ行く事にしていた。約束していたメンバーは、Kag、Bibby、Choroだったけど、テレポを頼んだGapuelも一緒に来てくれる事になった。

最初は、Kagが「シーフツール」を持っている、との事なので、いきなり宝箱探し。シーフツールであけるところって初めて見るので楽しみにしていた。

どうせなら、今日、取れるだけ取ってしまえ!目標4個制覇ね!!と高い目標をかかげ、一同はスタートした。

2個目からはカギであけるんだし、カギ取る場所にいきながら、宝箱探そうか〜と進んでいったら、2番目の3つのトビラの所で、Bibbyが言った。

B「あれはTreasure Chestですか?」

おおおおおお!いきなり宝箱発見!!なんという幸運。Kagは早速ツールで箱をあけ、まず一つ目の型紙を手に入れた。

一度に持てる型紙は一人1個。となれば、早速ジュノに戻ってゴブに型紙渡してこないとね♪帰りはGapuelのテレポでまた来る為、チョロはKagをデジョンで飛ばし、GapuelもKagと一緒にジュノへ飛んだ。

その間にBibbyとChoroはカギを出すトンボの部屋へ。トンボを狩り始めたくらいで、KagとGapuelはもう帰ってきた。早いもんである。

NMオバケの近くの部屋で、トンボを狩り始めたが・・・んー・・・中々でない。と、そこへ、Quinがやってきた。余っていたグスゲンのカギを使いに来て、宝箱を開けた後らしい。中身はショボい金額のお金だった、と怒っていた。そこからは、Quinも一緒に手伝ってくれる事になった。そして、しばらく狩っていたら、やっとカギがでた。

グズケンはなぜか、宝箱もカギも取り合いになることが少ないので、その辺はすごくやりやすいダンジョンである。さっそく一同は2個目の宝箱を探しに出かけた。

探し出して数分で、すぐ宝箱は見つかった。すごいスピードである。早速Kagをジュノに飛ばして、Gapuelに護衛を頼んだ。

2個目の装備をゲットしたカグが帰ってきたので、装備をチェックしてみたら、2個しかとってないはずなのに、3個装備している。聞いてみると、1つはチョロの友達でもある、Raiyuからの借り物らしい。今日4つ取ったら返せるね!と話していたら・・・なんと!!当のRaiyuが目の前を走ってくるではないの!!すごい偶然。今日はなんか、すべてが良い様にまわっているな〜。Kagは早速Raiyuに装備を返していた。

3個目のカギは驚くほどアッサリでた。そして、宝箱は、全員が合流するまえに、Bibbyが発見した。このスピードはなんなのか・・・。急ぐ必要はないのに、なぜか全員がタイムアタックに挑んでいるような感じになっていた。

KagとGapuelがジュノに帰っている間に、油断したChoroはホネにリンクされて、ちょっと(?)死んでしまった。Gapuelにレイズしてもらおうと待っていたら、Quinが今日覚えた、というサポ白でのレイズをしてくれた。Batiの初レイズをゲットしたチョロ。これで二人目!Quinの初レイズもゲットしてやった!(自慢?)

衰弱しているChoroはほっといて、BibbyとQuinがトンボを狩っていたら、Kagがジュノから帰ってきて、グスゲン鉱山にはいってきた瞬間、トンボがカギを出した。

「おおおおおおお」
「これは・・・はやい!!」

今までで、最短の速さである。そしてなんと、宝箱に至っては、衰弱しているChoroに合流しようとしているKagとGapuelがその道中で発見してしまった。

こうして、開始から3時間。カグの種族別装備はなんと4つとも揃ったのであった。夢の完全制覇達成!!である。

成し遂げた気分になって調子に乗っていた一同は、

「カニさんも種族装備欲しがってたから、今度は記録に挑戦ね!!」

と叫んでグスゲンを後にした。

仕立て屋ゴブの横で、ちょっとカッコ悪い種族装備を身に付けたKagを見ながら、今日のチョロ・ログアウト。




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