第四十五話:シャクラミ探検隊:地下迷宮大惨事編

一同はタロンギに突入。北西のシャクラミ地下迷宮の入り口から、やっとシャクラミに突入・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?Gamixさんは?????

なかなか入ってこないので、表のボギーでもしばいて遊んでいるのかな?と一旦出てみると、壁に向かってひたすら走り続けている彼の姿があった。これは・・・・・・・・・もしや・・・うちのLSではMenmenが非常に得意としている大技、オートラン寝落ちでは?!

その前には一切眠そうな発言をしていなかったGamixさんだけに、一同は少し驚いたが、拍手、魔法の効果音にも全く反応を示さないので、安全な場所だし、仕方ないので放置することにした。

5人になった一同は、Arlimanさんをソロに変えて、4+1の状態で行動することにした。何かあったとき、援護できるように、PTは離れても一緒に行動する事にした。

チョロの横ではPoroが起きていて、道の指導をしてくれていた。Poroは以前、ここに同じようにクエアイテムを取りに来て、目標の場所の一歩手前でエレメンタルに殺されたらしい。

敵、一体は弱いけど、すぐにリンクするので、油断はできない場所だった。特にコウモリがウザい!狩っても狩ってもすぐリンクしてくる。楽相手とはいえ、あまり大量のリンクは恐ろしい。慎重に進む事にした。

ここでの目的のアイテムは、大サソリが落とす「サソリの針」とスライム系の敵が落とす、「スライムオイル」と、目的地である小部屋にでるノートリアスのスライムが落とす、「プルナイト貝」の3つである。サソリは2体ずつ各部屋にポップするけど、そんなに強くないはずなので、ArlimanさんのソロとこちらのPTとで1体ずつ狩る事にした。アイテムは中々でないものの、いい感じに狩れていた。

しばらくすると、Jellyという、スライム系の中では、一番弱い敵が現れた。Arlimanさんの表示では楽、なので、彼が戦い始めたが、物理攻撃がほとんど当たらない敵なので、かなり苦戦。そこで、スライムだけは、ArlimanさんもPTを組もう、という事になった。戦闘中にPTを組みなおしてJellyを倒すと、いきなりスライムオイルゲット!ラッキー♪である。みんなでロットして、とりあえず1個は手に入った(誰が勝ち取ったか、覚えてない・・・)

その後もサソリは別れてスライムは一緒に・・・としていたけど、シャクラミの敵は、なんともマズく、楽のくせに苦戦をしいられる、「キツいくせに経験値ちょびっと」という敵ばかり。コウモリのリンクでBatiが死亡・・・。その後のコウモリ&ワイトでチョロ死亡・・・。弱いはずの敵の大群で死者が出るハメになってしまった。どうせ貰える経験値はしれているのに、Arlimanさんと離れているのは、危険だけが増える行為だということに気付いたので、やっぱりみんな一緒のPTで進む事にした。

次の広間に目的地である小部屋がある。という場所にたどり着き、小部屋を探していると、ワイトがいきなり襲ってきた。しかもリンクしている。ワイト自体はたいして強くもないのだけど、その時、その広間にはなんと大地のエレメンタルが出現していた。エレメンタルは魔法、アビリティ、アイテムに反応して襲ってくる為、回復ができない。でもワイトの大量リンクに魔法を使わないではすまない場面になってしまった。

襲ってくる大地のエレメンタル。恐怖にひきつる一同。殴っても殴っても減らない敵のHP。それでも逃げる場所もない。戦うしかない!!相談したわけでもないのに、一同はそんなムードになっていた。攻撃はArlimanさんとKentaroさんの戦士二人の物理攻撃&連携にまかせて、魔道士3人は交代でヒーリングし、回復MPを切らさないように心がけた。なにも打ち合わせしていないのに、みんなの考えている事がわかった。みんな心はひとつだった。

ワイトのリンクの後だったので、魔道士達はみんなMPが満タンではなかった。それでも、前線でHPが赤く染まりながら挑発を繰り返し戦い続ける戦士を絶対死なせてはならない、と必死だった。エレメンタルは「とても強い」の表示。勝機は薄かった・・・。だけど、諦めなかった。魔道士達のMPがお互いのヒーリングをもってしても底をついてしまう!もうだめか・・・と感じ始めた最後の戦士の連携技で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大地のエレメンタルは力尽きた!!!なんと勝てたのだ!

へたりこむ一同。でもみんなカッコよかった!なにも言わずとも誰が何をすべきなのか、みんな的確にわかっていた。こんな無言でかつ、息の合った戦闘をしたのはいつ以来だろうか・・・。一人の死者もだすことなく、エレメンタルに勝利した喜びにむせびながら、みんな座って休憩した。

本番はまだなんだけど・・・・とは誰も言えずに、探検隊:恐怖のポップ時間、へ続く・・・




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