第五十四話:魔法の扉

ある日、ジュノでブラブラしていると、Bibbyから、チョロ宛てに提案がきた。内容は、ある場所に、2種類のアイテムを落とす敵がいて、その敵を倒してクエアイテムをゲットしにいこう、という単純な物だった。しかし、そのアイテムはトレードが可能で競売に出す事ができる模様。そして、それは現在かなりの高額取引がされているアイテムらしいのだ。お金の匂いがプンプンする話であった。

なぜBibbyが直接チョロに話を持ちかけてきてくれたのか・・・それに理由があった。その敵はとあるダンジョンに出没するのだが、その敵が出る部屋に行くまでに、3種の魔道士が揃っていないと開かない、魔法の扉がある、というのだ。・・・という事で、Bibby(赤)、Koara(白)、Choro(黒)、の悪徳タルタル魔道士チームで、計画はひっそりと進められた。合言葉は「ニヤリ」だった。

決行当日、悪徳タルタル達は、集合場所に到着した。2種類のアイテムを無事ゲットできたら、合計で15000Gはくだらない、という計画でみんなほくそえんでいた。

チョロとKoaraは、このクエスト自体をまだコンプしていなかったので、1回目はゲットしたらクエコンプに使うので、2回目の決行でゲットした物を売り飛ばそう、と計画して、いざ、ダンジョンへ。

HP設定をしておく?とBibbyに聞くと、「ここの敵は弱いから、死ぬ事無いです」との事。安心してダンジョンを進んで行った。

なにやらカッコイイ扉があった。「これか〜〜噂の扉は!」「いえ、違います」「・・・・・」という会話を交わしながら進んで行くと、楽なゴブが大量にいる部屋にたどり着いた。まぁ、楽だし、その先はまた扉なので、一気に行こう、という事になって、走り抜けようとした所、大リンク発生。しかも扉を抜けてもついてきてしまった。

あせる一同、全員タルタル、HPありまへん!死ぬ事無いどころか、普通に全滅しそうになってしまった。ヒィヒィいいながら、なんとか撃退し、もう平気でしょ・・・と座っていたら、先ほどの扉を普通に開けて、ゴブが入ってくるではないかいな!!あわてて残りのゴブを始末して、「死ぬ事・・ない事はないですね・・・・死ぬかも・・・・・」と考えを改め、進んで行く事にした。

進んで行くと、ある場所で地面がボォ〜〜っと赤く燃え出した。「おお〜〜?!なんだこれは??」と興奮していたら、Bibbyに「っていうか、みんなここにいないで、自分の色に乗って・・・・」と、言われてしまった。

落ち着いてみてみると、他にも似たような形の白と黒の丸い模様が記された場所があった。それぞれがそこに乗ると・・・・・・・・・・・・3つの模様がそれぞれに光だし・・・・・・・・・そして、扉が開いた・・・・・・・・・・・・・・・!

カッコエエ〜〜〜〜〜〜!な、なんか、魔道士って感じ〜〜〜!

かなり興奮してたどり着いたそここそ、目的の敵が出る部屋だった。ライバルチームはいなく、完全貸切状態だった。

そこの敵は、弱すぎもせず、かといってナメる事は事は出来ないくらいの、飽きない程度に丁度いい強さだった。(タル魔道士3人だから、だ。これが別の種族、ジョブなら瞬殺だと、思う・・・)

3人は魔道士だが、サポジョブは多彩で、Bibbyはシーフ(トレハンつき!)Koaraは戦士、Choroは白、である。微妙にいいバランスで戦っていたら、LS会話でJokerが話してきた。

J「タルばっかりでなにしてんの???」

やはりLSリストによって、悪徳たる3人がなにやら企んでいる事がバレた様子。

B「やっぱりばれたかw」
C「タルっていうかジョブに注目〜」
J「おおー、みんな魔道士じゃん」
K「甘い、甘いな!ジョカさん・・・」
J「ん?どゆこと?」

Jokerは3種の魔道士が揃っているという点には全く気付いていない様子だった。ここでのアイテムを生活の糧にしている他の方もいるだろう、ということで、Jokerは戦士だし、教えても実際に来る事が出来ない為、あえて放置する事にした。

K「ジョカさん、サポに注目〜」
J「なに?!うお〜白に戦士!?なんでやねん!!」

こんな会話が繰り返され、Jokerは全く気付かないままこの事から興味を失った様子だった。単純でイイヤツである。

Bibbyが以前ここに来た時は、5時間かけても例のアイテムはあまり出なかったらしい。が、Bibbyがレベル30になった為、サポシーフのトレハンが機能しているせいか、今回は順調にジャンジャカ出る。一人一個ずつどころか、1つ多めにゲットする事が出来て、最後の余った1個はロット勝負でチョロが勝ち取った。

このアイテムのうちの一つは、EXマークが入っていて、一人一個しか持てないアイテムだった。なので、一旦帰ってクエをコンプするなりして、手放してからもう一度こよう、という事になった。

町に帰って、チョロはクエストをコンプし、みんなの様子を聞くと、EXマークのアイテムは競売に出していても、売れるまでは2個目をゲット出来ないとの事。それではみんなで行く意味がなくなってしまう。なので、売り飛ばし組が売りに出しているのが売れたら、また行こう、という事になった。丁度、Koaraの得意技、寝落ち、が発動寸前だったので、丁度良かったかもしれない。

その後、Bibbyから、例のアイテムの相場が、品あまり状態で値崩れしてきている、と聞いて、ちょっとガックリきたけれど、アイテムゲットにかかる時間を考えたら、例え半額まで落ちたとしても、美味しい商売だなぁ、と考えている。

今回の日記では、「ヴァナディール内で、この場所、このアイテムでの稼ぎを公表して欲しくない人も居るかもしれない」、というアドバイスを受けたので、あえて、地名、アイテム名等を発表していない。でも、話の流れ、おまけに写真までついているので、はっきりいってバレバレである。万が一、この日記のおかげで、迷惑した人がいたら、スミマセン。(自意識過剰か?!)

次回の決行の日を心待ちにして、ニヤリとほくそえみながら、今日のチョロ、ログアウト。




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