第五十話:宝箱捜索隊:オルデール編

8月頭のパッチで、各ダンジョンに宝箱が現れるらしい。冒険大好きのチョロがこれを見逃すはずはない!行きたいよ〜〜とウズウズしていたら、Jokerから宝箱捜索隊結成のお誘いがきた。色々情報を調べてくれて、まずはオルデール鍾乳洞に探索にいくことにした。

宝箱は、ダンジョンの中にランダムでポップするらしい。道の真ん中にいきなりポンとあることもあれば、奥深くにあることもあるという。そして、宝箱を晴れて見つけても、カギがないと開かないらしい。そしてそのカギもダンジョンの中のモンスターが落とすらしい。オルデールではカブトムシがカギを落とすらしいのでまずはそいつを探しにオルデールを進んで行った。

昔見習登用試験2でやってきたオルデール、でもあの頃よりは強くなっている!敵に絡まれない喜びにひたりながら調子に乗って突き進んでいたら、丁度登用試験の目的地であった広間でキノコにからまれてしまった。

油断していただけに、あれよあれよという間にチョロ死亡。呆然としている所に白いチュニックを着た白魔道士がやってきて、レイズしてくれた!!

「ありがとうです!」と蘇生したその瞬間、そこにわいたキノコにどつかれ、チョロ再び死亡。体力が減っていたJokerも死んでしまった。

その白魔道士さんは「ちょっと周りかたづけますね」といって、その辺のモンスターをなぎ倒して行った。なんて強い!白魔道士、レベルが上がると戦士より攻撃が強くなるからね〜・・・、とJokerが言っていた。

無事、周りが片付いてから、二人ともを生き返らせてくれた。二人が見習い登用試験でやってきたと思っていたらしい。宝箱を探しに来て、カブトムシを探している、と言ったら、

「絶 対 死 に ま す よ ・・・・」

と教えてくれた・・・・・。うわぁぁぁぁん。28歳、黒魔道士と30歳戦士では、無理らしい。

二人じゃ無理か、今度大勢でこようね、と約束してがっかりしながら帰途についた。

絶対もう一回探索にくるぞ!と心に決めて、今日のチョロ、ログアウト。




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