第四十三話:納涼?!夏祭り

このHPのBBSの常連さんの「つばさ」さんが、全てのサーバーで行われるらしい、「ウィンダス納涼夏祭り」の情報を教えてくれた。場所はウィンダス森の区。みんなで踊って、出店をだし、合成花火を打ち上げて楽しもう!というう、かなりサーバーに負担はかかりそうなものの、非常に楽しそうなイベントだった。

いつもBBSでしかお会いできないつばささんにも、ここで会う事ができそうだし・・・チョロは当日、早い時間からウィンダスに足を運び、出店の準備に取り掛かっていた。

調理ギルドでグリルとジュースをつくりまくって、お祭りで売ろうと計画して、ギルドへ向かうと、出店準備らしき料理人達でごったがえしていた。まるで、場所とりでモメている、祭りのテキヤのようである。幸いチョロは、サポートなしでもつくれたので、隣りの食料品店に陣取ってひたすらグリルとジュースをつくっていた。

9時からお祭り開始。早速お祭り専用マクロを組んで森の区へ!

/clap
/say いらっしゃいませ〜。焼きたてのモロコシと絞りたてのジュースですよ〜サンド領事館前〜
/wave

噴水の周りはあまりにも人がいすぎて、落ちそうで怖いので、サンド領事館の前で、出店をだしていた。そこへ、Richeがやってきて、早速ジュースをかってくれた。まいどあり〜!

噴水の周りはとんでもない事になっていた。人がいすぎて表示されないほどなのである。噴水の周りをグルっとタルタル達が囲んで、ひたすら/panic motion で踊っている。Kagの入っているシーフだけのLSのメンバー達が集まって、不意打ち花火を打ち上げ、あちらこちらで合成職人達の花火もあがり、一番落ちそうな、ブレスパ&アクアベールの花火もあがっていた。吟遊詩人の歌声も響き、あたりはお祭り一色だった。Richeは走りながら「食うにゃ〜踊るにゃ〜」と叫んでいたし、Bobu,Bibbyの姿もみえた。その他のLSメンバーもきっといたのだろうなぁ・・・まさに、お祭り。かなり重くて、会話も大変、動くのも一苦労だけど、みんな楽しそうで暴言を吐く人もいなく、非常に楽しいイベントだった。

ログの中にTubasaは・・・・・・・・・をした。というのが見えたので、「あ!つばささんだ!」と思い、急いでTellをうったものの、エラー表示・・・。この人ごみではそら無理か・・・と今日は諦める事にした。

お祭りは10時で終わり。余韻を楽しむ森の区には、なんとスクエアからの直々のシステムメッセージが出たらしい。

「盆踊りが終ったらすみやかにエリア移動してください」

このお祭りはヴァナディールの住人が自分達でやったイベント。盆踊り、というのも、もちろんスクエアが決めたのではなく、プレイヤー達が楽しんだもの。でもシステムメッセージにちゃんと「盆踊りが・・・」と言ってくれている所に、サーバーの危機を感じながらも、プレイヤーの楽しみをちゃんと理解している感じがすごく読み取れて、とっても親近感のわくシステムメッセージだなぁ、と思った。

出店の売れ行きはあまりかんばしくなかったけど、とても楽しくていい思い出になったお祭りだった。スクエアに対する好感度がちょっとあがって、今日のチョロ、ログアウト。




前へ
戻る
次へ