第二十八話:ダボイミッションその2

ウィンのクエストをこなしつつ、ブブリムをうろうろしていたら、KagからTellがきた。

K「ドラゴンの次のダボイミッションやった?」
C「やってない、っつーか受けてないw」
K「キリュウさんと一緒にやろうっていってるんだけど、チョロもどう?」

という事で、急いでウィンダスに戻って、チョコボにのってサンドリアに帰ることになった。ブブリムで偶然Jokerに出会って一緒に行く事にした。ジュノで狩りをしていたMenmenも誘うと、OKとの事。みんなでサンドリアに集合する事になった。

Jokerと二人でウィンダスからチョコボにのって、ジュノで一旦乗りなおそう、と話しているうちに、なぜか、Jokerと、チョコボレースをする事になった。サンドリアまで競争ね!むむ・・・・なんか、燃える!!

ロランベリーからバタリアへの道で、Jokerが道を間違い、チョロ、大幅リード。「勝ったも同然!」とはしゃぎながら、かなりのリードを保ったまま、チョロ、苦手のジャグナーへ突入。道沿いに行くしか道を知らないチョロは、ジャグナー出口付近で、近道できたJokerに追いつかれてしまった。「刈田も同然やな!」わざと誤変換で言い返された屈辱のジャグナー。だがしかし、次はチョロ、得意のラテーヌ。Jokerは道なりに進んでいったが、チョロは近道!「しまったぁ〜〜!」と叫ぶJoker。内心、「フッ」と思いながら、黙って走っていたら、上に登る道を間違えてしまった(;;)僅差でラテーヌからロンフォールへ。二人共サンドリア人。ロンフォールはイヤというほど走っているので、差は縮まらず、2秒差くらいで、負けてしまった・・・。くやちい!!でも、結構面白いな。今度、なにか賞品でも賭けて、チョコボレースでも開催するか、等と考えてしまった。

サンドリアで、Kag、Kiryu、Joker、Menmen,Choroが集合して、チョコボに乗ってダボイを目指した。この5人、なんと全員ジョブが違うという楽しいPTだった。

ダボイに到着してどんなミッションなの?とか話をしていると、「ダボイのミッション」に行くというのに、ダボイの地図を持っていたのは,なんとKag とKiryu だけだった(汗) お気楽他人任せ丸出しの3人組である。Kag とKiryu を神とあがめつつ、ダボイに潜入。木の陰で怯えている国のNPCに「またおまえか・・・」と思いながら話し掛けて、Kag の先導で拾わなくてはいけない3枚の紙を探しに行った。

いるいる・・・ウジャウジャ・・・オークだらけ。でも、確か楽なオークばっかりだよね?調べてみたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「とても強そうだ」

おいおい・・・・・。そんなエリア行かないとダメなの?絶対死ぬがな(涙)
Kag が「こっちじゃないかもしれない。あっちにいってみてもいい?」と言い出した。
うん!そうして!ってゆうかそうであって!こんな所、生きて通り抜けるのは不可能でっす・・・。知恵袋Kagにみんなゾロゾロついていくと、道を塞いでいたのはなんとか倒せそうな感じのオークだった。

「とりあえず、アレ、やってみよう」

という事で、倒してみた。Joker,Menmenの挑発!Kagの不意打ち!Choroの黒魔法!Kiryuの回復!す、す、す、素晴らしい〜〜。なんちゅうイケてるPTなのかしら。シーフKagのトレハン効果でアイテムも出るし、そして、初めて間近でみた、シーフの不意打ち。強!!90近くのダメージを与えていた。それでもカグは「100いくときもあるのにな〜」等とのたまっていた。そら、不意打ち祭り(カグの所属しているシーフだけのLSで催されたお祭り)で大羊瞬殺もできるわな!誰もが納得のアビリティだった。

Kagの先導のおかげで、3つの書類をなんとか全員無事に集める事は出来て、はしゃぎながらサンドリアへ帰る途中のラテーヌ高原で、いきなりみんなが動かなくなった。
へ??何事???あ、私、また落ちるのか・・・。でも回線の表示、一応100%なのにな・・・。と思っていたら、やっぱり画面からみんなが消えた。

いつもならここで、「サーバーとの交信が途絶えました」と出るのに、今日は誰も居ない風景のまま、何も表示されない。?????なんだ?固まってる・・・。フリーズ??  待つこと30分。    画面そのまま。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

強制電源ブチかい!全くなんなの?気分よくミッションクリアして帰ってたのに!まぁ、クリアしてたのが不幸中の幸いか。と、再ログイン。はい、繋がりません。
分ってたけど悲しい;;2時間弱、エラーと格闘した後、今日は無理と確信して、Kagに電話した。

C「もしもし・・・」
K「はぁ〜い、カグです〜」
C「つながらないよぅ・・・今日は無理っぽい。ごめんね・・・」
K「やっぱりね〜。ってゆうか10分くらい前に解散したよ〜」
C「そっか、よかった。また遊ぼうね」

ふむ、電話番号を知っているのは、こうゆう時には便利だな。カグとは、元々ネットゲームで知り合ったのに、だんだん親しくなって、今ではこんなにリアルフレンド。人の出会いって進化したなぁ、と再び感動して今日のチョロ、ログアウト。




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