第二十一話:遭難事件発生

朝起きると、ポロがFFをやっていた。お昼なのでチョロの知り合いは誰もいないかな、と思っていたら、なんとBati がいた。ポロの画面でBati に話し掛けてみた。

C「ぉはよぅ・・・・・」
B「w」
C「昨日・・・ごめんね・・・」
B「気にすんなって!」
C「気になるよ・・・」
B「気にしない!ってか・・・・あそこからひとりで帰れるのか???」

!!!!本当だ・・・。行きはJokerをタゲして、全く回りを見ずに落ちた場所まで行ったチョロ。どうやって帰るのか?!怖くなったチョロは、敵に見つからずに歩くのが上手なポロに、チョロのキャラをジュノまで戻してくれる様依頼した。ポロは「オレも行った事ない場所やし・・・死んでもしらないよ?」と言い放った。でも、死んでもHPをクフィムに設定した記憶があるので、無限のループになってしまう・・・。なんとかお願い!ポロ!

チョロ、ヴァナディール、ログイン。どっちに進めばいいのかさえわからない景色。Menmenからメッセージがきていた。
「チョロっち、落ちちゃったんだね。こんな危険な場所に置き去りにしてごめんね。広場に出たらまっすぐ東にいって出口を目指すんだよ!」
ウルウルウル・・ありがとう!Menmen!勝手に落ちたチョロにこんなやさしいメッセージをくれるなんて!ポロ!これみたでしょ?広場でて東ね!まかせた!

チョロが歩き出した。広場に出たのはいいけれど、巨人がいっぱい、ミミズもいっぱい、おまけにチョロの「ここ、ちょっと記憶にある。あれ?あっちかも・・・」という最悪のアドバイスの結果、最初にいた所がどこか分らなくなり、Menmenからのメッセージの方角が分らなくなってしまった・・・。

P「どっち?海見えてた?」
C「わかんない・・・。なんか白い石造りの所、歩いたから、その白い所が近いのかも」
P「ここ?入る所ないよ??」
C「だってわかんないもん!!」

逆ギレ状態のチョロを無視してポロはチョロキャラを岩の切れ目の方に進ませて行った。・・・・・・・・・お!お?お〜!サンドのR.Kが立っている!!アウトポスト??なんせ、ここっぽい!よかった〜、ありがとう!ポロ。

R.KにHP設定をしてもらって進むとマップが切り替わった。あ〜よかった。ありがとう!!さぁ、帰ろうっと、ジュノに・・・・・・。・・・・・・・・・・何か変・・・。ここ、おかしい。こんな所通ったかな?ポロにおかしい事を告げる。
P「ちょっとリージョン情報みてみ」
リージョン情報→現在位置が点滅。デルクフの塔、下層。
ぎゃ〜〜〜〜(;;)なに?ここ・・・。塔??デルクフ??しらんしらん!そんな所。
P「変な塔に入ってしまったみたいやね。夜にみんなに迎えにきてもらわないと無理やで」

落ちた上に迎えに来てなんて、とても言えない・・・・どうしよう・・・・・不安を抱えたまま、今日のチョロ、ログアウト。




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