第十九話:憧れのジュノ

ログインすると、Bati からメッセージがきていた。
「落ちちゃった?Aoyとセルビナにいってきます!がんばれ!」
ごめんね、Bati、Aoy・・・・ありがとう・・・

サンドリア周辺でサポジョブの白を上げていたら、近くにMenmenとJokerがいることが分った。ジュノに向かうというので参加することになった。

ビクビクしながらジャグナー、バタリアを抜け、とうとう憧れのジュノに到着。言われるがままにチョコボ厩舎へ向かい、傷ついたチョコボのクエストを受けた。ヴァナディール時間で1日に1回しかエサをやる事ができない。実時間で6時間もかかる、壮大なクエストだった。エサやりの合間にその辺でレベル上げをすることになった。

ジュノ周辺は、れべる20前半には、かなり美味しい狩場だった。バタリアのトラ、ゴブ、共に100オーバーの経験値が確実に入ってくる。昨日までサポジョブは白魔道士だったMenmenが、サポを戦士に転向していて、ずっと釣ってくる役をしてくれていた。途中でBati から連絡がはいり、一人でジュノに来ると言う。迎えに行くと言っているのに「大丈夫っしょ〜」と楽天家である。で、本当に無事にジュノに到着してきた。素晴らしい脚力だ。Bati も交えて、狩りをし、0時を過ぎたらエサをあげる、という作業の繰り返し。3時ごろ、MenmenとJokerが眠さ限界で落ちて、そのPTは解散となった。

ジュノ観光をBatiとしていたら、PTに入って欲しいとののTellがきたので、Bati と一緒に入ることになった。白魔道士は、ジュノで大人気のジョブ。Bati の所にはひっきりなしに誘いのTellが来る様子で、「今、5人同時にしゃべってる・・・ちょっとまって・・・・;;」と聖徳太子のようなチャットさばきを見せていた。二人共ジュノに慣れていないため、待ち合わせの場所が分らず、待ち合わせ時間に遅刻してしまった。遅刻・・というより、過ぎてもまだ場所が分らず、迎えにきて貰ってしまった・・・。

PTにはいると、昔、マウラのサポジョブクエストでご一緒し、先日のバタリアでもご一緒した、Aituさんが居た。世界は狭いね、と笑ってしまった。Aituさんは、シーフでサポは戦士。万が一のピンチの際には「挑発→絶対回避」という最強の技を持っている、頼れるシーフなのだ。

狩りは同じジュノ周辺でも、バタリアではなく、その隣りのロランベリーという所で行われた。切り替わり地点の近くに戦士さんがゴブリンを釣ってきてくれてそれを狩る、という方法で、このゴブリンが、チョロ、ヴァナディール初体験の200ポイントの経験値を体験させてくれた。200じゃない時も100台後半ばかりで、かなり美味しいレベルあげだった。途中、何匹目かのゴブリンが「ウールハット」という帽子を落とした。それをロットゲットしたAituさんが、「Bati さん、Choroさん、ダイスで一発勝負してみて」という。勝ったほうにウールハットをくれるらしい。ウールハットはレベル20台後半からかぶれる魔道士のすごくいい帽子。ゴブリンが落とした時も、すごく欲しかったのにロットで負けた。でも今度はBatiとの一騎打ち。Bati も白魔道士。絶対欲しいはず!よ〜し!先にすごい高い数字だしてやる!

ダイス!Choroは47をだした!

はぁ・・・・・・・Bati も負ける気がしなかっただろう・・・・。3ケタの数字まで出る勝負で2ケタって・・・・。まぁ、血染めの衣の時は2、だったから、少しは成長したのかしら?チョロノロットの弱さは無事健在だった・・・。ウールハットがかぶれるレベルになるまでに、自力ゲットしてやる!と心に誓った。

順調に狩りが続いていた。何匹目かのゴブリンを倒して、次の獲物を待っている時・・・・

サーバーとの交信が途絶えました

いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!また?????????最近仲間とマトモにサヨナラした記憶がない・・・。PTのみんなにはBatiが事情を伝えてくれる事を祈って、今日のチョロ、またもや強制ログアウト。




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